再検査に行ってきました


みずからキャリーに入ったしらすと共に、車で病院に向かいます。 (「しらす、インしてみる」参照)
今回は私1人なので、車内のしらすに目が届きません。
その為、助手席にキャリーのまま置いておきます。
「もう車の中だよ。ここでは歩いていいんでしょ。早く出してよ」
と言っているに違いない鳴き声が車内に響きます。
しらすの訴えに返事をしつつ、病院に到着です。

尿を受付に出し、ドキドキしながら待ちます。
薬を飲んで治療食を食べているのだから、さすがに前回よりは良くなっているでしょう。
しらすは相変わらずごはんは完食、水も飲むし、よく遊びます。
様子を見る限りでは今までと変わりないので、尿検査をしてみないと状態が分かりません。

これであまり良くないようなら、稲刈りドライブはやめておいた方がしらすの為でしょう。
そうすると、しらすを何日も放置できないので私とみすたんも行かない事になります。
同乗して実家に帰る予定の妹には、新幹線で帰ってもらうしかありません。
ことはしらすだけでなく、妹の懐事情にまで影響を与えるのです。

診察室で体重と体温を測定すると、先生を待ちます。
いつもの女医さんが結果を見せてくれました。
「綺麗になってますよ」
ストルバイト結晶は全く無く、潜血もギリギリ±と殆ど無くなっていました。
一安心です。
薬はすぐに止めないで、減らしてもう少しだけ飲むことになりました。

「s/d(治療食)は、食べていますか?」
「全部残さず食べてます」
そうなんですか、と少々驚き気味の先生。
「なかなか食べない子が多いんですよ。ちゃんと食べているから、こんなに良くなったんですね」
どうやら、治療食は相当癖があるようです。
しらすには好評ですが。
「この調子で良くなっていたら、宮城に行ってもいいでしょうか?」
「問題ないですよ」
またまた一安心です。

安心ついでに、気になっていた事を聞いてみます。
「s/dって、治療食なんですよね? もう少し落ち着いたら、普通のご飯になるんでしょうか。
 s/dの次って、何ですか?」
「s/dは強いので、食べても半年位が限界ですね。その次にはc/dという物がありますよ」
c/dという名前は見た事があります。
s/dを買った時に、今後も買うのならとネットで調べた時に見かけました。
「毎回買いに来るのも大変なので、通販とかで買ってもいいですか?」
「構いませんよ。それなら、c/dをもう買ってもらっていいです。
 もし次の検査で悪いようならs/dのサンプルをお渡ししますし、いずれ必要になりますから」
そういうことなら、買っても問題なさそうです。
次はまた1週間後に尿検査ということになりました。

「おしっこ採るのお上手ですけど、また採尿スポンジをお渡ししますか?」
滴るほど染み込ませたので、量としては十分だったのでしょう。
どうやら、みなさん採尿には苦労しているようです。
量が不十分で採り直しということもあるようです。
しらすの採尿にも苦労しました。
採尿スポンジから手作り尿採りカップを経て、ついにたどり着いたのがお玉なのです。 (「採尿大作戦」参照)
「なるほど!」
先生の反応を見る限り、お玉で採尿しているのは我が家だけのようです。

診察も終わり、お会計です。
待合室が空いていたのと、受付の目の前の椅子に座っていたので、しらすのキャリーはそのまま椅子の上です。
すると、背後のしらすがニャーニャー鳴いています。
必死に呼ぶというよりも、背を向けている事に抗議している感じです。
「もう少しだから、鳴かないの」
「ニャーン」
振り向いて話しかけた途端、鳴き声が変わりました。
「凄い。声色が変わりましたね。帰ろうよ、って話しかけているんですね」
受付のお姉さんが感心しています。
お姉さんにも「ニャー」とご挨拶するしらす。
しらすったら、世渡り上手さん。

水を飲むしらす

水飲み場を増設しました。
好き嫌いせず、水もよく飲むしらす。
次の尿検査も頑張ろうね。

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