猫の治療食を比較してみる


尿からストルバイト結晶を出し、治療中のしらすです。 (「尿検査で出ました」参照)
尿のpH改善の為に、病院から4種類の治療食のサンプルをもらってきました。
袋には数字が書いてあり、順番に食べて欲しいとのことでした。

ということは、この順番が治療食としての効果を表しているのでしょう。
ねこ元気にも一応「低マグネシウム」と書いてあり、猫下部尿路疾患に気をつけているようでした。
治療食というのはどれほど凄い物なのか、比較してみます。

貰ったサンプルと付けられていた数字が下記です。

1、ヒルズ  プリスクリプション・ダイエット猫用 s/d
2、ロイヤルカナン  ベテリナリーダイエット猫用 pHコントロール0
3、ロイヤルカナン  ベテリナリーダイエット猫用 pHコントロール1
4、アイムス  ベテリナリーフォーミュラ猫用 尿アシスト低pH

 

s/d

pHコントロール0

pHコントロール1

尿アシスト低pH

ねこ元気

粗蛋白質 30.0%以上 32.5%以上 32.5%以上 32.0%以上 30.0%以上
粗脂肪 23.0%以上 13.0%以上 13.0%以上 15.5%以上 9.0%以上
粗繊維 1.0%以下 4.1%以下 3.5%以下 2.5%以下 3.0%以下
粗灰分 8.0%以下 10.1%以下 9.1%以下 7.2%以下 9.0%以下
水分 10.0%以下 8.5%以下 8.5%以下 10.0%以下 10.0%以下
カルシウム 0.75%以上 0.2g(100kcal当たり) 0.2g(100kcal当たり)   1.0%以上
リン 0.5%以上 0.24g(100kcal当たり) 0.18g(100kcal当たり)   0.8%以上
マグネシウム 0.08%以下 0.01g(100kcal当たり) 0.02g(100kcal当たり) 0.1%以下 0.11%
タウリン 0.10%以上 0.05g(100kcal当たり) 0.05g(100kcal当たり) 0.15%以上 0.1%以上
    ( )以外は、重量百分比

こうしてみると、やはり治療食は凄いですね。
ねこ元気も一般食にしては、なかなか頑張っていると思います。
しかし、しらすには合わないようなので今後は使わない予定です。

次に、包装と中身の比較です。

s/d pHコントロール0 pHコントロール1 尿アシスト低pH

s/d pHコントロール0 pHコントロール1 尿アシスト低pH

こうしてみると、s/dの色が濃いですね。
臭いはどれもおいしそうでした。

袋やメーカーのホームページを見てみると、ごはんの変更の仕方が載っています。
数日かけて、少しずつ割合を増やしたり、好きなスープに混ぜるなどです。
突然変更しても、猫が食べないというのです。
一気に変えるとお腹がゆるくなる可能性があるとも書いてあります。
でも、しらすは一刻を争うのです。
早く尿を酸性にしなくては!
ということで、初回から一気に100%変更です。 
大丈夫、今までの試供品への対応からすれば、きっといけます。(「しらす、トッピングされる」参照)

食事中のしらす

そして、全量摂取したしらす。
勿論、お腹も快調。
さすがです。


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