しらす、察する
しらすのいるリビングで洗濯物を畳むのは、効率が悪いと知っています。(「しらす、うきうきする」参照)
まして、アイロンがけなんて。
しかし、どうにも暑いのです。
東北育ちに首都圏の暑さは限界なのです。
仕方ないので、しらすと戦う覚悟を決めてアイロンを持ってきます。
見つかりました。
興味津々です。
まだ温まっていないアイロンに何度も近寄ります。
しらす、君はアイロンを甘く見ているよ。
奴は計り知れない情熱を秘めているんだよ。
火傷するよ、のし猫になるよ。
どうにかしらすを退けつつ、温まるのを待ちます。
アイロンがけ、開始です。
シューシューとスチームを出すアイロンに、しらすもなかなか手が出せません。
隙を窺うしらす。
上が駄目なら、下から。
アイロン台の下に潜るしらす。
下からでは見えなかったのか、アイロン台の上に移動しました。
みすたんのシャツを足蹴にして、アイロンに近付きます。
アイロンの出す熱や蒸気に勝ち目はない、と思ったらしいしらす。
アイロンから離れます。
その後は、シャツやハンガーに戦いを挑んでいました。
アイロンは勝てそうにない相手だと察したのでしょう。
みすたんの手足には挑んでいく所を見ると、みすたんには勝てそうだと思っているのかもしれませんね。
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