けがれなき肉球

「何してるの？」

いえ。
あんまり可愛い肉球が落ちていたもので…

灼熱のアスファルトや砂利道を歩かないしらす。
肉球は、やわらかいままです。

実家の半野良猫ちゃん達は、カチカチです。
木に登ったり走り回っている内に、そうなるのです。

つまり、やわらかい肉球は「箱入り猫の証」です。

私は勝手に「けがれなき肉球」と呼んでいます。

「僕、肉球以外も可愛いもん」

何か勘違いしたしらすが、アピールしています。
箱に入った箱入り猫です。

確かに、柄物の靴下を履いているところや、魅惑の胸毛(？)も、たまりませんね！

「やっぱり～？」

その、調子のよさも、素敵です。