猫バカの限界
しらすが、寝ています。
箱のふちに頭を乗せ、枕にしているように見えます。
痛そうに見えますが、寝ているのだから平気という事でしょう。
ただ、問題があります。
そこは、箱が重なったことろなのです。
両方とも、中身が空で軽い状態。
重なっているだけなのです。
その為、しらすが動けば一緒に動きます。
倒壊の危機は、すぐそこまでやってきているのです!
そんな事はお構いなしで、箱にはまる、しらす。
もそもそと動く度に、箱はグラグラと揺れます。
もう駄目です。
限界です。(私の我慢が)
安全の為、緊急措置をとります!
「…」
しらすが渋い顔をしています。
原因はこれです。
2階建て状態の箱を、独立させました。
この作業で、寝ている箱が揺れたしらす。
何故か、下になっていた箱に入り直しました。
せっかく温めていた箱を止めた理由は、よく分かりません。
「いい感じだったのに…」
渋い顔でこちらを見るしらす。
どうやら、不安定な2階建てが好みだったようです。
ごめんね、しらす。
でも、無理です。(私の心が)
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