しらす、根性を見せる
「ねえねえ」
ケージの中から、しらすの誘いの声が聞こえてきます。
これは、きっとアレですね。
「遊んで」
やはり。
ケージの中で鳴く意味が分かりません。
これはきっと、ケージの中に入った方が猫バカ心に響くと思っているのでしょう。
当たりです。
みすたんがアルミホイルボールを投げて、しらすが追う。
いつもの遊びをしていたところ、ケージの上にボールが乗ってしまいました。
急いでケージを駆け上がるしらす。
3階にあると思ったのでしょう。
勿論、ケージを登ってもボールの姿はありません。
「おかしいな?」と言いたげに、何度も上り下りを繰り返すしらす。
「ボールがない!」と、みすたんの足元で鳴くしらす。
「ここだよ」とみすたんがケージの上を指しますが、ボールはそのまま。
とってもくれなければ、投げてもくれません。
ついにしらすは強硬手段に出ました。
「ニャー!」
突然、ケージにジャンプして飛びついたしらす。
一瞬ケージにしがみついたものの、足をかける場所が少ないのですぐに落ちました。
写真の右側、激しくぶれているのはみすたんの手です。
慌てて、落ちるしらすを受け止めに行っているのが良く分かります。
猫が登れないように横棒(?)が少ないケージなのに…
人間が驚いている間も、しらすは諦めません。
「ニャー!」
再度、ジャンプしてケージに飛びつくしらす。
今回は飛んだ場所が良かったのか…
根性でケージにへばりつき、よじ登ったしらす。
ケージの天井で満足そうにボールを追い回すしらす。
ボールへの執念と根性は並ではありません。
勿論、帰りはみすたんに救出してもらったしらすです。
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