しらす、嫉妬する
みすたんがクーラーボックスを掃除しています。
その後ろから、みすたんを見守るしらす。
「青い箱にばっかり構って、僕に構ってくれない…」
距離を置いて見ているのは、不満の表れでしょうか。
「この箱の何がいいのさ。
大きくて入りやすそうだけど…僕の方が可愛いもん」
クーラーボックスを品定めしているしらす。
一定の距離を保って、近付こうとはしません。
その割に、「謎の青い箱」が気になっているようです。
「…入りやすそうだなあ。入ったら、楽しいかなあ…?」
「みすたん、見てないよね」
ちらりと、背後のみすたんの様子を見るしらす。
きっと、見つかってはいけないと思っているのでしょう。
「中はどうなってるのかな?」
恐る恐るクーラーボックスを覗くしらす。
みすたん警戒中のお耳の動きが、キュートです。
しかし、この後クーラーボックスに入った所で、みすたんに見つかってしまいました。
後は、いつもの男の戦いが開始。
結局、クーラーボックスを満喫できなかったしらすです。
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