ササミ干し肉という物を買ってみました。
勿論、しらすのおやつです。
キャットフードなら、何種類か食べた事のあるしらす。
こういう「おやつ」は初体験です。
ご対面。
通りすがりの妹に抱えられたしらす。
じっとおやつを見つめます。
「これ、何？」
くんくんと臭いを嗅ぎながら、不思議そうにしています。
「よく分からない…」
横を向いてしまいました。
臭いを嗅いだのに。
食べ物なのに。
生後８カ月(うろ覚え)までに食べた物を「食べ物」と認識するという話。
どうやら、本当みたいです。
こうなると、どうしたら食べてもらえるのでしょう？
取り敢えず、小さくちぎって大きさと形をキャットフードに近付けてみます。
更に、ご飯を食べる皿に入れて「食べ物」をアピールしてみました。
「…これ、おいしい」
恐る恐る食べたしらす。
どうやら味を気に入ったようで、すぐに食べてしまいました。
これでおやつの事を食べ物だと分かったでしょう。
今度はそのままおやつをあげてみます。
はぐはぐ。
かぷかぷ。
もぐもぐ。
…一向に食べる事ができません。
スティック状の物を人の手から食べるというのは、難易度の高い技なのですね。
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