しらすが本棚の上にいます。
いずれ登るだろうとは思っていました。
(｢しらすと本棚｣｢久しぶりのレール｣「みすたんとの戦い」参照)
今回は、ピアノからジャンプでの登頂です。
早速、お札をくんくんしているしらす。
「あっちも、気になるなあ」
少し離れた窓とそのカーテンレールに興味を示すしらす。
落っこちないで下さいね。
「まずは、こっちからね」
本棚から登りやすいレールの上を歩き始めました。
レールは足場が悪いので、くんくんしながら慎重に進んでいます。
「ん？」
前方に何か発見したようです。
「これ、何だろう？」
時計をくんくんするしらす。
しらすから見ると、突然壁から生えている不思議なものなのでしょう。
「まあ、いいや。戻ろう」
謎の物体への興味は消えたようです。
ゆっくりとバックするしらす。
相変わらずのへっぴり腰です。
「ここで終わり？大丈夫？」
慎重に足場を確認しています。
そんなに大変なら、登らなければいいような気がするのですが。
それとこれとは別問題なのでしょう。
「この棒、いいねえ…」
どうやら、下りられなくなったようです。
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