しらす、眺める
ピアノを弾いていると、何やら視界に入る黒い影。
やはり、しらすです。
楽譜を落としながらピアノに乗り、窓の外を眺めるしらす。
パトロールをしながらも、尻尾を鍵盤の上に出します。
決して、人間へのアピールを忘れません。
尻尾の位置は、丁度演奏に必要な場所です。
いっそ、高音か低温の端に行ってくれれば問題ないのですが。
淡い期待を込めてつついてみると、プンプンと激しく降られる尻尾。
余計に邪魔です。
仕方ないので、今日もピアノは中止です。
ピアノに誰もいなくなると、寂しくなったしらすはピアノを離れます。
次のターゲットを見つけたしらすは、こたつに近付きます。
こたつで昼寝をする、みすたん。
それを眺めながら昼寝をする、しらす。
どれだけ構って欲しいのでしょう。
しかも、ティッシュケースに顎を乗せています。
たまに見かけますが、楽なのでしょうか?
(「しらすのこだわり」参照)
ぐっすり寝ているしらすですが、みすたんが起き上がると一緒に起きます。
誰かのそばにいたい、甘えん坊のしらすです。
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