しらすの姿が見当たりません。
どこに行ったのでしょう。
いました。
ホームベーカリーの上に乗り、炊飯器を見ています。
そこは見学用の足場ではありませんよ。
何故かホームベーカリーの上が気に入っているしらす。
(｢ホームベーカリーに乗ってみる｣参照)
炊飯器から立ち上る蒸気を、ひたすら見ています。
炊飯器のゴボゴボという音と蒸気が怖いのか、これ以上は近付きません。
火傷が心配なので近付かないのはありがたいのですが、ここから動く事もありません。
蒸気の事が気になって仕方ないようです。
「あれ、何だろう…」
ご飯を炊いている湯気ですよ。
「ごはん？おいしいの？」
あれは、みすたんのご飯です。
しらすは食べられませんよ。
「じゃあ、遊べる？」
ちょっと難しいです。
熱いから近付かないで下さいね。
蒸ししらすになっちゃいますからね。
「…なんだ」
がっかりした表情のしらす。
どうやら、しらすの期待には答えられなかったようです。
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