しらす、耐える
パソコンに向かっていると、何やら視線を感じます。
見れば、ケージの上にお座りするしらすの姿。
「僕が見ててあげるからね」
それは、どうも。
でも、眠そうですよ?
「眠くないもん」
でも、目が閉じかけてますよ。
ちょっと左右の目で差が出ているし。
(「新人としらす」「しらすの涙」参照)
これは、眠くなってきた証拠です。
「そんなことないもん」
ついに顔を上げていられなくなったのか、うつむくしらす。
「んー」
普通に昼寝をすればいいのに、何故か頑張るしらす。
耳をしきりにピクピクさせたり、物音に尻尾で反応したり。
9割方閉じている瞼の最後の一線を越えまいと、目の周りの筋肉もピクピクさせています。
眠い時には寝ていいのですが。
何か、自分の中で葛藤しているのでしょうか。
ついにこたつ中に潜ったしらす。
すると、すぐに顔を出してきました。
「眠くなくなっちゃった…」
眠くて仕方ないのを耐えるという、斬新な遊び(?)をしていたしらす。
どうやら、今日の睡魔との闘いはしらすの勝利のようです。
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