しらす、嗅いでみる
しらすがキッチンのコンロの方を見ています。
どうしたのでしょうか。
背伸びをして覗くしらす。
グリル部分は現在洗浄中なので取り外されています。
臭いが残っているのでしょうか。
「何だか、気になる臭いがするの」
しきりに臭いを嗅ぐしらす。
気になるでしょうねえ。
魚を焼きましたので。
「何だろう」
しらすは人間の食べ物を食べた事がありません。
その為、「食べたい」とか「おいしそう」と思うわけではないようです。
とはいえ、本能的に「いい臭い」が気になるしらす。
暫くの間、こうして臭いを嗅ぎ続けます。
何だか必死で可愛いです。
一度、そのままグリル部分に飛び込んだ事があります。
悲鳴を上げましたよ。
私が。
体が大きくなったので、もう入れないようですが。
「何か、僕に隠してない?」
何にも隠してませんよ。
いつもしらすの目の前でお魚を食べてます。
「食べ物」と認識していないと、猫は魚を食べる人間を大人しく見守ってくれます。
「何食べてるの?」と興味津々で見ているしらす。
手を(足か?)出さないのが偉いです。
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