しらすが上を向いています。
どうしたのでしょう。
天井に小さな虫でもいるのでしょうか。
しらすはテーブルに登り、ひたすら天井を見つめます。
「あれ、何？」
天井にキラキラと光る物が見えます。
ゆらゆら揺れながら光る物に、しらすは夢中です。
犯人はこれです。
しらすの水分補給の為に増設された水飲み場です。
この水に日光が反射して天井に映っていたようです。
しらすには、光の正体がよく分かりません。
「ニャニャニャ」と光に話しかけるしらす。
「不思議な事もあるんだね」
しらすは天井を見るのに疲れたのか、お昼寝です。
しらすの目から見ると、世の中は不思議だらけのようですね。
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