しらす、知らんぷりする
脱走防止柵を移動・追加されたしらす。 (「脱走防止柵を追加してみる」参照)
早速、様子を窺いにやってきました。
玄関横に移動した柵をチェックします。
くんくんと臭いを嗅ぐしらす。
続いて、階段に移ります。
何度か通った事はありますが、こんなにじっくりと歩くのは初めてです。
やはり、臭いを嗅ぎ続けるしらす。
階段の上に到着。
扉をくんくんしています。
…さっきから、しらすのお尻しか見てませんね。
一通り臭いを嗅ぎ、進めないと分かったようです。
方向転換します。
何か見つけたようです。
階段の窓に飛び乗りました。
見た事のない景色に、しらすは夢中です。
しかし、曲がりなりにも階段の窓ですから、それなりの高さにあります。
下は車とコンクリートの地面です。
万が一にも落ちないように、この窓は登れないようにする事にしました。
余っていた突っ張り棚をつかいます。
階段からジャンプできないように、手前に設置しました。
登れないと察したのか、しらすは階段から降りていきます。
リビングに戻り、しばらくすると階段の方から大きな音がしました。
ドン、ガリガリガリ、ドスン、ドドドドド!
何事かと扉の方を見ると、しらすがてくてくと歩いてきます。
どうやら、窓に行こうと飛んで突っ張り棒に阻まれ、爪をかけようとしたものの、そのまま落ちてきたようです。
「しら、大丈夫?」
声をかけると、しらすは知らんぷりです。
「何の事?僕、何もしていないよ」と言いたいのでしょうか。
バレバレなのですが、しらすの男心を汲んで何もなかった事にしました。
しらす、飛ぶ前に少し考えようね。
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