発つ鳥、跡を濁す


ビーズクッション

しらす、粗相する」でしらすのチーを受け止めたビーズクッションです。
無印良品の商品で、みすたんの実家からいただきました。
包み込むような座り心地が気持ち良く、随分お世話になっています。
長く使っていた為か、最近はボリュームダウンしたような気がします。
そこにやってきた、しらすのチー。
カバーは洗濯、中身はタオルで叩かれ、ファブリーズの洗礼を受けた後に日干しされました。

現役復帰して暫くの間は、ファブリーズ臭が強いだけでした。
いつものようにクッションに転がったみすたんが言ったのです。

「なんか、変な臭いしない?」

2人でクッションに顔を埋めて、くんくん臭いを嗅ぎます。
「何だろう。ファブリーズっぽいけど違う感じだね」
チーとは言えないが、もはやファブリーズではないこの臭い。
「よく分からないけど、臭いよね?」
原因は、きっとしらすのチーです。
中身が洗えない以上、ファブリーズが限界でしょう。
「じゃあ、捨てるしかないか」

カバーを外したクッション

このままでは我が家にある45ℓのゴミ袋には到底入らないので、取り敢えずカバーを外します。
カバーの支えがなくなり、中身がだらしなく広がります。
景気良く膨らんだ後に破裂した餅に似ています。
まだまだゴミ袋に入らないので、布を切って中身を出す事に。

とんでもない事になりました。

中身に入っていた小さな発泡スチロールの粒のようなビーズが、どこからともなくサラサラとこぼれ落ちます。
どこを掴んでも伸びる上に、だらだらと形が定まりません。
ゴミ袋にそのまま移そうとしたのですが、見る間に床がビーズだらけに。
しらすの目が輝きます。

これは、まずい。

ケージに入ったしらす

急いでしらすをケージに入れます。
楽しそうな物から離されたしらすはニャーニャーと抗議しますが、こちらはそれどころではありません。
キッチンからボウルを取り出し、地道にビーズの移し替えをします。
1つの袋がいっぱいになっても、まだ本体はゴミ袋に入りません。
結局、全部で3つのゴミ袋が一杯になりました。
床も自分もビーズまみれです。

床のビーズを吸う掃除機

ゴミをどんどん吸い上げる掃除機。
通販番組で見たことのあるような光景です。

ビーズクッションの中身を出してはいけない。
今回の教訓です。

ケージ越しのしらす

それにしても、しらすが大きくなりました。

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