脱走防止柵を作ってみる
猫の本などでよく見る言葉、「脱走」
好奇心や恋の為に、彼らは飛び出します。
飼い主の隙を突いたり、実力行使で突破したりと様々ですが、お外は危険がいっぱいです。
勿論、しらすも脱走の危険があります。
屋外に出れば、交通事故や迷子、病気をうつされる可能性だってあります。
外へ出てしまった場合の対策のとして、しらすは首輪をしています。 (「しらすの首輪」参照)
今のところ、窓の外へ行く事に興味はないので、危険なのは隙間のすり抜けです。
しらすの生活の場であるリビングで、窓以外の脱走ルートは、ひとつの扉です。
しらすはいつも、この扉を狙っています。 (「しらす、学習する」参照)
この扉の向こうに、みすたんとちゅんこがいて、2階に上がる階段もあると知っているからです。
その為、いつも急いで開閉をしており、基本的に閉めっぱなしです。
たまには換気をしたいのですが、しらすをケージに入れないとなかなか難しいところです。
まずは、この扉をすり抜けられずに換気できる方法を考えます。
「ここに、柵ができれば扉が開けられるんだよ」
と、みすたんの調べた素敵な脱走防止柵の数々を見ます。
木材や金網を使って自作した物から、大工さんに発注した逸品まで色々な柵や扉があります。
庶民派のしらすは、勿論自作で検討開始。
いずれはリビング以外の部屋も開放するかもしれない事を考えると、あまり大規模な物や、固定して外せないタイプの物は困ります。
そこで、突っ張り棒にフェンスのようなものを設置する事に。
ペット用のケージの部品を、単品で購入です。
横棒が少ないので、猫といえども簡単には登れません。
多分。
突っ張り棒です。
天井まで突っ張っていただく関係で、長いです。
しらすがアタックしても大丈夫なように、太い物を購入しました。
さあ、製作開始です。
扉の外側に2本の突っ張り棒を立て、片方の棒に柵をタイラップで固定します。
この高さでは、簡単に飛び越えられてしまいます。
もうひとつの柵を、同じ様にタイラップ固定。
なんか、どさくさに紛れて扉の向こうで遊んでいる子がいますね。
固定部分は、こんな感じです。
2枚の柵もずれないようにタイラップ固定しています。
反対側です。
鍵をどうしようかと色々試した結果、小さいS字フックにしました。
1ヶ所だと突破されるので、真ん中と下の方に2ヶ所設置。
完成です。
普段閉じられている扉が開いており、音も聞こえれば風も吹いてきます。
しらす、気になって仕方ないのに、行けません。
諦めました。
何もそんな所で寝なくてもいいのに。
今のところ、柵は順調にしらすを阻んでくれています。
Copyright (c) misutan. All Rights Reserved.