しらす、はみ出る


捕獲時のしらすに会っている友人に「まるで、猫のようだ」と言われる位、成長しているしらすです。
しかし、この成長が新たな問題を生み出しています。

しらすのトイレは、捕獲時に購入した食器水切り籠の下の方(網の無い、ただの長方形の箱)です。
当初は飛び越えるのが大変そうだったので、足場を製作したのですが、それもすぐに不要となりました。
今では軽く飛び越えられるその段差、大きくなった体。
しかし、しらすはそんな事お構いなし。
今までどおり、砂をくんくんし、掘り、用を足します。
トイレは長方形なので、縦に入ってくれれば問題なし。
横向きに入ると、お尻がトイレの壁を越えてしまいます。
チーなら、お尻を低い位置にするので壁に気付いて修正しますが、ウンはお尻の位置が高い。
うっかり、ウンがトイレからはみ出て落ちてしまうのです。
何度かウンの越境を阻止しましたが、用を足すしらすをトイレの奥に押すのはどうもかわいそうです。
かといって、放置すればトイレの横はウンだらけになってしまいます。

これは、トイレ改革しかない。

トイレが狭いというより、向きが悪いのでしょう。
お尻がはみ出した事にしらすが気付ければいいのです。
いや、そもそもはみ出ないようにしなくては。
世間の猫トイレでは、「フードタイプ」や「ドーム型」という屋根と壁がついているものがあります。
箱型のトイレに半透明のかまくらが乗っかった状態で、お尻がはみ出るどころか、砂の飛び散りも防げるようです。
これは、素敵ですね。
ついに、しらすもトイレを新調する時期なのでしょうか。
ただ、猫砂を「トフカスサンドK」にしてからは全くと言っていいほど砂が飛び散らなくなったので、しらすに必要ない気もします。
悩みながらトイレを調べていると、「ハーフカバータイプ」という物を発見。
箱型トイレの3方向に半透明の壁が付いている物です。

「これだ」

早速ダンボール工作を開始。
入り口以外の3方向に壁を作ります。

ダンボールで壁を付けたトイレ

入り口のダンボールの角を丸めたmade by みすたん。
これで、しらすのトイレも「ハーフカバータイプ」にランクアップです。

「厠」のプレートを付けたトイレ

せっかくなので、トイレであることをアピール。
これが効いたのか、しらすのウンは越境しなくなりました。


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