パソコンとしらすの共存

新しい猫砂にも慣れ、ようやく砂を食べなくなってきたしらすです。
体が大きくなってもまだまだ子猫。
溢れる好奇心と旺盛な冒険心は衰えることを知りません。
成長と共にそのターゲットは変化し、今はパソコンの裏に夢中です。
パソコンとその周りの機器は電化製品であり、コードが沢山あります。
コードを齧って感電しても怖いし、壊れるのも困るし、隙間に入ったしらすを取り出すのも一苦労です。
人間としてはもっと他の安全な所で遊んで欲しいのですが、しらすには伝わりません。
「行くな」と言われると行きたくなる。
そんなお年頃なのでしょうか。

我が家のパソコンは、キーボードが収納可能なパソコンラックに置いてあります。
このパソコンラックの隣にしらすのダンボールタワーがあり、階段状のダンボールを登るとパソコン画面の前に来ることができます。
パソコンに向かっていると、構ってもらえなくてさみしいのか、何をしているのか見たいのか。
しらすは必ずと言っていい程、このルートでパソコン画面の前に座ります。
大人しく座っているのなら問題はないのですが、ディスプレイの後ろに回ってコードを齧って遊んでしまいます。
かといって、ラックから下ろしても、下に置いてあるパソコン本体やコードで遊びます。
これはいけません。
説得してもお年頃の子猫にはなかなか分かってはもらえません。
コードに近付けないようにするしか、パソコンとしらすを守る術はありません。

みすたんと話し合い、ホームセンターでプラスチックダンボールを購入。
つるつるなので、爪が引っ掛かりません。
これで、パソコンを囲んでしまえばいいのです。
下の方は、しらすが入れないように三面を囲み、何かあればすぐ外せるようにマジックテープで固定しました。

上はディスプレイの横だけ塞いでいたのですが、隙間を無理矢理突破していくしらすを見て、完全封鎖に切り替えました。
ディスプレイの下もスピーカーの上も、プラダンボールで塞ぎます。
こちらはそんなに外すこともないと思うので、はめ込んだりテープを貼って固定しました。

しばらくは不満そうに鳴いていたしらすですが、ようやく諦めたようです。
私がパソコンに向かっている時は、大抵こんな感じで寝ているか、キーボードを踏んで謎の言語を打っています。
やった、パソコンとしらすの安全を守ったぞ！

と、喜んだのも束の間。
今度はテレビの裏に夢中なしらすです。