稲刈りの仕方
移動して、次の田んぼにやってきました。
ここは、田んぼの前の道があまり広くありません。
稲刈りシーズンという、1年の中で数回しかない田んぼ混雑の時期。
車がすれ違えないのは、他の皆様にご迷惑をおかけします。
ということで、トラクター&トレーラーと、人間移動用の車は少し離れた広い道に置いておきます。
コンバインがトレーラーから降り、田んぼに来るまでの時間。
我ら2軍には、大切な役目があります。
そう、「四隅を刈る」事です。
(「稲刈りの前に」参照)
ということで、手前は父に任せて田んぼの奥に歩いていきます。
…遠いんですけど。
到着した時には、コンバインが田んぼに到着済み。
父が既に手前の稲を手刈りしています。
今更ながら、田んぼの長さ(奥行き?)にびっくりです。
その分、コンバインがこちらに来るまではまだ時間があります。
さあ、刈りましょう。
その前に、「稲刈りなんてしたことないわ」という人の為に、
手刈りの作法(?)をお教えしましょう。
まず、稲を持ちます。
鎌を効き手で持つので、必然的にその反対の手で持ちます。
持ち方は、写真のような逆手(勝手に名付けました)がお勧めです。
1株刈ったら、そのまま次の株へと移動し、軽く3〜4束待つ事になるからです。
ちなみに、3〜4束は、私やみすたん。
父は一度に5束は軽く持てます。
慣れと手の大きさがものを言う世界です。
「体験稲刈り」のように、作業効率よりも楽しむ事がメインならば、
順手(勝手に名付けました)で問題ありません。
次に、鎌を稲に当てます。
切るのは、大体土から15cmくらいの所です。
泥で稲が汚れているなら、もう少し上を切ります。
長さは、コンバインに食べさせるのならあまり気にしなくて構いません。
はせがけ(「稲刈り」参照)にするのなら、バラバラだと後が大変なので揃えた方がいいと思います。
刈ります。
鎌を引く感じで、1回で1株を刈ります。
株を持つ・刈る・次の株を持つ・刈るを繰り返し、
手の限界まで持った稲を田んぼの外に置いておきます。
こんな撮影会をしていたら、コンバインが動き出しました。
私も四隅刈りに参加です。
農家の娘の底力を、発揮する時です!
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