稲刈り・準備


前日から引き続いて、今日も快晴です。
絶好の稲刈り日和です。

とはいえ、朝露が乾くまでは稲刈りを始めません。
実際に刈り始めるのは昼頃になるでしょう。

お弁当

ということで、まずはお弁当作りです。

稲刈りとは、黄金色の稲を眺めながらご飯を食べる会なのです。
母は本日、お米を1升炊きました。
炊き過ぎです。

この他にも、果物や飲み物を沢山用意します。
ピクニックと勘違いされてもおかしくない内容です。

トラクターとコンバイン

その頃、父が用意を始めました。
前にいる赤いのが「トラクター」
トラクターが引っ張っているのオレンジ色のが「トレーラー」
トレーラーに乗っているのが、本日の主役「コンバイン」です。

トラクターとコンバイン

横から見た様子です。
降りる事を考えて、後ろ向きで乗せられているコンバイン。
トラクターとコンバインに付いている緑色の物がナンバープレートです。

普段はビニールシートを被っているコンバイン。
自由に出入りできるので、野良猫達がわらわらと寄ってきます。
猫にとってもちょっとしたイベントなのかもしれません。

父がトラクターと共に、先行して田んぼの様子を見に行きます。
トラクターのエンジン音はうるさいのですが、嫌いじゃないです。
ドッドッドッという、何とも呑気な音がします。
しかし、さすがは何でも引っ張るトラクター。
走行時の本気のエンジン音は一味違います。
ドッドッドッドドドドドドと一気に早くなった音と共に、父とトラクターが出発します。

ここでようやく私達も着替えます。
長袖長ズボンは基本中の基本です。
ズボンもジャージ素材のような薄い物だと、稲のチクチクの直接攻撃を受けてしまいます。
デニム生地のような、しっかりとした物がお勧めです。
上に着る物も、できれば襟付きの方が首を守れます。
首にタオルを巻き、チクチクの進入を防ぐのですが念の為です。
チクチクは隙を狙っているのです。
頭部は帽子が必須。
それも、フードが付いていて、布が首まで覆うような物がいいと思います。
キャディーさんや農作業するおばちゃんがよく被っているヤツです。
これを被れば、チクチクや日差しから守ってくれるばかりではありません。
顔が隠れて誰だか、さっぱり分からないのです。
これで、うっかり同級生に見られても問題ありません。
人類、皆、農家のおばちゃんなのですから。

昼が近付き、電話をしても携帯に出ない父。
多分、もう刈り始めているのでしょう。
今回は人数が多いので、母の車「テリオスキッド」の他に、妹の車「デミオ」にも出動してもらいます。
母と妹二人、私とみすたんも車に乗り、いざ、田んぼに出発です。


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